診療内容

診療内容

一般診療

インフォームドコンセントに基づいた治療を心がけており、
飼い主様としっかりと打ち合わせを行い治療方針を決定していきます。

犬・猫の全科診療を行っております。内科・外科、皮膚・眼病などのけがや病気について問診・検査を通じて診療を行います。
常日頃、飼い主様が、どれだけペットを可愛がっているか、日常のなかで細かなくせや性格をよく見て知っているかがとても重要です。診断の際にはそういったわずかな情報がきっかけとなることも多いので、ささいなことでも私たちスタッフに伝えて頂けるとペットのためにもなります。

各種手術

けがや骨折などの外科治療や避妊・去勢手術を行います。
避妊や去勢については、どこも悪いわけではないのに身体にメスを入れるわけですし、お悩みになる飼い主様も多くいらっしゃるかと思います。
生殖器系の病気予防や望まれない子犬・子猫の出産を抑止することが出来る点でメリットがありますが、手術後に太りやすくなってしまったり、手術によるストレスを与えてしまうなどのデメリットも存在します。
その両方をふまえた上で飼い主様と飼い主様のご家族の納得がいくまで、十分なご説明を致します。
施術の際の麻酔につきましては、ペットの症状や身体の大きさ・病状によって使い分けを行っておりますが、飼い主様のご希望がございましたら可能な限り対応致します。

予防医療

狂犬病、フィラリア、各種のウイルスや細菌による感染症などワンちゃん、ネコちゃんの健康を脅かす病気はたくさんあります。例にあげるとフィラリアは犬の病気として認知されておりますが、猫にも感染します。フィラリアは蚊によって媒介され、もしもフィラリアに感染すれば心臓を中心に肝臓や腎臓にもダメージを与え、死に至ります。体内の寄生虫を退治しようとするとかえって悪化することもあり、根治治療がしにくいことからも予防が極めて重要とされています。
予防法は適切な期間中、毎月一回フィラリア予防薬を投与することによりほぼ確実にこの病気を予防できます。基本的に年に一度のフィラリア症検査が必要となります。狂犬病についても、狂犬病予防法という法律でワクチンの接種が義務付けられております。こちらもフィラリアと同様に、猫にも感染するどころか、私たち人間やほとんどのほ乳類に感染し、発症すれば死亡します。日本国内では数十年間発生こそしてはいませんが、ワクチン接種をしていないと動物病院や日常のお散歩はもちろんペットホテルやトリミングサロンなどたくさんの動物が集まる場所に安心して行くことができません。忘れずに年に一度のワクチン接種を行うのは重要であると同時に、他の飼い主様へのマナーともいえます。